どうも、ボンです!
キャンプ歴5年の自然と日本酒を愛す男です。
父から譲り受けた25年以上前のコールマン 286A700J。
現役バリバリ、未だにちゃんと使えるタフガイなヤツです。
ただ、少しデザインに飽きてきたわけで…。
多くの人が使っているデザインですし、それも面白くないなぁと。
思い切って塗装しちゃおう!
と、いう軽い感じで、分解&塗装して無骨にしてやろうというのが今回の内容です。
素人の私が手を出して良い領域なのだろうか…。
失敗に終わるのか…。
乞うご期待。
初めての分解なので、部品名の紹介や分解方法含め進めていきたいと思います。
では、いってみましょう!
コールマンランタンの部品
長年使っていましたが、意外と部品の名称を知らなかった私。
今回勉強させていただきました。
早速、分解
分解時使用した道具は下記2点。
準備が完了したら、早速分解していきましょう!
分解する前に燃料は空にする事を忘れずに!
まずは、ベンチレーターとグローブを取り外します。
次に、プラスドライバーを使って火力調整ノブを外します。
次に、銀の…
名前なんて言うか分からないんですが、「これ」を取り外します。笑
次に、モンキーレンチ(スパナ)を使ってベンチレーターを外していきます。
反時計回りに回しましょう。
外れたら、次に…銀の…、、
謎パーツPART2を外します。
恐らく、小さい蹄鉄ですね。
間違いありません。
次に、ジェネレーターを外していきます。
初めて分解しましたが、ジェネレーターってこんな感じになっているんですね。
ジェネレーターの洗浄にはクリーナーキャブなんかを使用するといいらしいです。
メンテナンスがメインではないので、一旦この辺はスルーします。
次に、下記のパーツを取り外します。
そして、小さい虫が大量に…。
恐らく皆さんのランタンもメンテナスをしてなければ…。
次に、ポンププランジャーを外していくわけですが、、、
どうやら昔のモデルという事で、ここのパーツが現在変わっているらしく外し方が調べても分かりませんでした。
結局、下記部分を無理やり引っ張って力業で外すことに。
ただ、恐らく外し方として間違ってはいない?ような気はします。
ここまで来たら、分解はひとまず完了です。
細かい部品の紛失に気を付けて、次の工程に移りましょう。
塗装を剥がす
塗装を剥がしていく工程ですが、まず塗料剥がし剤を準備しましょう。
スプレータイプと塗るタイプがあり、種類も色々あるようですが、調べてて一番良さそうだったスプレータイプの下記製品を購入。
次に、スプレーがかかっちゃマズイところにマスキングテープを貼り付けていきます。
いい感じにマスキングテープを貼り付けたら、スプレーを吹きかけていきます。
…なんか想像とは違う。笑
こんな泡アワになるんですね。
そして、どことなく目が飛び出た鳥に見えるのは私だけだろうか。
さてさて、本当に塗装が剥がれるんだろうか。
とりあえず、2~30分放置してみます。
なんか気持ち悪い感じになってます。笑
なんとも表現しづらい気持ち悪さ。
ただ、とりあえず塗装は剥がれそうです。
ここまでは絶好調でした。
えっと、、、
これは?
悲報です。
剥がれる気配が全くありません。
結局のところ「ちゃんと調べましょう」って話なんですが、、、
ベンチレーター部分は琺瑯(ホーロー)ゆえに塗装が剥がれないらしいです。
皆さんは気を付けましょう…。
まぁ落ち込んでも仕方ないので、切り替えていきます。
とりあえず、燃料タンク部分は細かい塗装も全て剥がし良い感じに。
塗装を剥がして分かりましたが、フィラーキャップは真鍮?なんですね。
このままでもレトロ感出せそうなので、塗装するか否かは一旦保留にします。
さて、解決していない問題のベンチレーターですが、仕方ないので軽くサンドペーパーでヤスリがけして、直接耐熱スプレーで塗装する事にします。
サンドペーパーの粗さのベストは分かりませんが、とりあえず#240のサンドペーパーでヤスリがけしていきます。
ただ、想像以上に削れない!
3~40分はスリスリしてこの程度。
失敗したら、塗装剥がしで再チャレンジすればいいでしょ!という気持ちで、いよいよ最終段階に進みたいと思います。
いよいよ、塗装!
そして
スプレー塗装苦手な私
薄塗りがどうも苦手で、どうしても厚く塗りたくなってしまう衝動を抑えられず、厚くスプレーして失敗してしまう…。
でも、結構あるあるだと思います。
たまーにしかやらないので、コツを覚えたころには次の作業まで間が空いて忘れてしまう。
そんなもんですよね。
とりあえず、やっていきましょうか。
燃料タンクにプライマー
まずは、燃料タンクに下地のプライマーを吹きかけていきます。
プライマーには接着力の強化・金属には錆の防止機能を追加する役割があります。
そして、いつも思う。
どのくらいスプレーすればいいのかと!
とりあえずは厚塗り衝動を抑え、薄く全体にスプレーしていきます。
完了したら、1時間程度乾燥させましょう。
ベンチレーターを塗装
燃料タンク側のプライマーを乾燥させている間に、ベンチレーターの塗装をしていきます。
ここの部分には熱が加わるので、耐熱スプレーで塗装します。
今回選択したスプレーはこちら。
色は迷いましたが、無難にマッドブラックで攻めます。
なかなかイイ感じじゃないでしょうか。
一旦乾燥させます。
ちなみに、この耐熱スプレーですが、、、
塗装後完全硬化の為に、140℃程度の熱を40分以上かける必要があるとの事。
初めて知りましたが、耐熱スプレーってそういうもんなんですね。
色々調べたところオーブンで焼き付けするのが良さそうなので、塗装完了後はオーブンの出番ですね。
ベンチレーターの耐熱塗装を焼き付け
指触乾燥したので、オーブンで焼きつけていきます。
取説通り、140℃で40分焼きつけました。
とりあえず成功です。
ただ、点火してどうなのかが重要ですね。
楽しみは後にとっておいて、次のステップに進みましょう。
燃料タンクを塗装
さて…全体の印象を大きく左右する燃料タンク。
普通じゃ面白くないし、かといって攻めすぎても使い物にならない…。
悩んだ挙句、
ストーン調スプレーってのを選択。
初めて使うのでどんな感じになるのかは未知数。笑
ただ、この若干攻めた感じのスプレーを使う方は少数派じゃないでしょうか?
楽しみ半分、ドキドキ半分でスプレーしていきます。
成功なのか失敗なのか、どうも判断しづらい…。
今のところ悪くはなさそうですが、わりと普通な感じに着地しそうな予感。
乾燥させたら組み立ててましょう。
乾燥後組立
攻めた感じはないですが、、、
いいんじゃないでしょうか??
マッドブラックに、ストーンのザラザラ質感。
男らしく無骨なランタンになったんじゃないでしょうか?
我ながら、なかなかカッコ良く仕上がったと思います。
ただ、フィラーキャップは真鍮のままでもレトロで良いかと思いましたが、微妙に合わない…。
これもブラックで塗装した方がカッコ良さそうな予感。
とりあえず、一旦保留にしておきます。
それにしても、いいですねぇこの質感。
個人的には好きな質感です。
後は、試運転してどうか?ってところですね!
試運転
早速、試運転していきましょうか。
いざ、点火!
問題なさそうですね~。
後は、どの程度の耐久性があるかというところでしょうか。
ひとまず、無事成功という感じでしょう!
まとめ
以上、コールマン 286Aの塗装紹介でした。
ところどころ面倒なところもあり、少し時間もかかりますが、低コストで唯一無二のランタンが手に入ります。
シーズンランタンとかは高いですしね~~。
そもそも、次ランタンを買うとしたら間違いなく”ヴェイパラックス”を選択すると思いますし、買う気にはなれない。
そんな、
コールマンのランタンに飽きてきたなという方。
唯一無二のランタンが欲しいという方。
失敗を恐れない方。
チャレンジしてみては如何でしょうか?
参考になれば幸いです。。
以上、素敵なキャンプライフを。
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