どうも、ボンです!
キャンプ歴5年の自然と日本酒を愛す男です。
さて、本日も楽しく陽気にキャンプです
そろそろ肉食いましょーや、アニキ
落ち着くがいい
おいおい…
全然切れねーじゃねーかよおおお!!
…。
研ぎましょう!
という事で、本日は紙をスパっと切れるレベルにオピネルナイフを研いでいきたいと思います。
研ぎ方は素人で我流です。
それでも、スパッと切れるレベルに研ぐことは可能です。
少し使う道具は多いですが、素人の私が出来ているので誰にでも出来ます!
また、オピネルに限らず色々なナイフや包丁にも使えますので、参考にしていただければと思います。
では、いってみましょう!
使う砥石は”刃の黒幕”
まず、使用する砥石の紹介です。
シャプトンのセラミック砥石”刃の黒幕”です。
名前からして良く切れるようにしてくれそうなネーミング。
色々な砥石が販売されていると思いますが、刃の黒幕を買っておけば、まず間違いはないと思います。
硬い鋼材だと安い砥石では研げない
オピネルナイフであれば、鋼材が硬くないので安い砥石でも研げますが、私が愛用しているバークリバーのCru-Wear鋼材の様に硬い鋼材だと、安い砥石では負けてしまいます。
ナイフを研いでるのか、ナイフで砥石を研いでるのかよくわからない状況になります。笑
その点、刃の黒幕はセラミック製で多少値段は張りますが、一般的なナイフ・包丁であれば広く適応できると思います。
ケースは研台として使用可能
また、ケースは研台としても使用できるので、便利です。
ただし、ラバー部分が小さくしっかりホールドされてくれないので、過信は禁物。
それ専用の研台には敵わないので、私は砥石用の研台を別途使うようにしてます。
そんなに高い物じゃないので、あっても便利だと思いますよ。
砥石は3種類
砥石は「砥粒」と呼ばれる、砥石を形成する粒子の数によって粗さに違いがでます。
この粒子の粗さによって、砥石は3種類に分類されています。
砥石とかに「#~~」って記載されているのを見かけるかと思いますが、「~~」の部分が粒子数値化した時の単位みたいなもんですね。
荒砥・中砥・仕上げ砥
この粒子の粗さで、 荒砥・中砥・仕上げ砥の3種類に分類されます。
こんな感じのイメージになります。
基本的には、中砥メインで研いで、仕上げ砥で仕上げという流れになるので、荒砥の出番は少なく日々のメンテナンスでは使用する事は基本ありません。
とはいえ、キャンプでナイフを使用していると、バトニング中に不意に石に当ててしまったりと、刃にダメージを与えてしまう事も少なくないので、そういう時に荒砥の出番って感じですね。
番手の種類
次に、 荒砥・中砥・仕上げ砥の中でも「番手」によって種類が分かれてます。
この分け方についてはメーカーによって微妙に異なる為、刃の黒幕の場合で紹介します。
このように刃の黒幕の場合、10種類の番手に分かれています。
でも、種類が多くて何買ったらいいか分からないよ
という方も多いかと思いますので、簡単におすすめを紹介したいと思います。
荒砥320、中砥1500、仕上げ砥5000
私の中での最適解は、荒砥320、中砥1500、仕上げ砥5000です!
素人の私は、当初悩むことなく荒砥100、中砥1000・2000、仕上げ砥5000という、絶妙に微妙なラインナップで購入しましたが、
今の私であれば、間違いなく荒砥320、中砥1500、仕上げ砥5000の3種類を買うと思います。
でもぉ全部揃えるのはなぁ
金額的に…。
って方は、中砥はマストで購入して、
●キャンプでガシガシ使って刃こぼれが多い方は ☞ 荒砥
●刃こぼれ修復よりも切れ味だ!って方は ☞ 仕上げ砥
という感じで、自分のスタイルによって準備していただければと思います。
あると便利な革砥
次に、仕上げに使う道具としてあると便利なのが「革砥」です。
いわゆる、砥石の革版です。
革に研磨剤と油を馴染ませて、そこに刃物を押し当てて研ぐイメージ。
砥石よりも簡単&手軽に切れ味がアップするアイテムです。
刃こぼれやチップ修復はできませんが、仕上げや日々のメンテナンスに便利で包丁の切れ味回復にも使える道具なので、1本あると便利です。
材料があれば秒で作れるので、興味のある方は下記記事参考にしてください。
実際に研いでいこう
今回は、オピネルナイフの切れ味復活企画ですが、刃こぼれはしてないので荒砥の出番はありません。
研ぐ角度が重要
研ぐときに重要なのは角度です。
上記が基本とよく言われてますが、正直よくわかりませんよね。笑
素人の私も良く分かりません!
そもそも、ナイフの刃状によってはハマグリ刃の様に丸みを帯びた形状もある為、上記の数値はあくまで目安でしかない。
結論、自分で研いでみて感覚を掴んでいくしかないんだと思います。
ただし、一つ言える事は、刃の黒幕使って刃先が砥石に当たってるな~って角度をキープしつつ研いでいけば、初めてでも十分研げました。
要は、細かい事気にせず、刃の黒幕使ってシャッシャシャッシャ研げばなんとかなる!って事です。
最初は中砥で研ぐ
最初は、中砥の#1000で研いでいきます。
私の場合は無駄に(無駄ではないか)中砥が2種類あるので、次に#2000で研いでいきます。
次に仕上げ砥で研ぐ
次に、仕上げ砥の#5000で研いでいきます。
ひたすらシャッシャシャッシャ。
仕上げ砥で研ぐと、いい具合に仕上がってきます。
ここまで研げば十分切れ味は回復しているんですが、最後の仕上げに入ります。
革砥で仕上げ
最後は革砥で仕上げていきます。
数回、両面スライドさせれば完了です。
いい感じじゃないでしょうか。
試し切り
スパスパです!
この切れ味たまりませんね。笑
ついでに家庭用のペティナイフも研いでたんですが、、、
こっちの切れ味はえげつない事に。笑
刃の黒幕 & 革砥コンボ、素晴らしい!
いや~お疲れ様でした。
まとめ
以上、ナイフの研ぎ方やおすすめ砥石「刃の黒幕」の紹介でした。
ナイフの切れ味が良いと、いつものキャンプも気持ちがいいもんですよ。
フェザースティックとかも作りやすくなりますしね。
また、日常使いする包丁も切れ味UPして日々の料理も楽しくなります。
持っていて損はない道具、またスキルだと思いますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
最強砥石は「刃の黒幕」!
以上、素敵なキャンプライフを!
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